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皆さんこんにちは。 県道23号沿いで水曜を除く平日は夜8時まで、水・土曜日も17時まで診療している、松山市の歯医者「グリーン歯科クリニック」です。 親知らずはトラブルの多い歯です。そのため「親知らずは抜歯しなくてはいけない」と思っている方もいることと思います。 でも、親知らずの状態によっては抜かなくてもいいケースもあります。 どんな親知らずなら抜かずに済むのでしょうか? 今回は親知らずの抜歯についてお伝えします。
親知らずは18~20歳頃、永久歯の中でも一番最後に生えてきます。 そのため生えるスペースが足りなくなって不完全な生え方をしやすいことから、抜歯した方がいいケースが多いのです。 具体的には次のようなトラブルがよく起こります。 ・智歯周囲炎 親知らずが不完全な生え方をしていると、歯ブラシが届きにくいため汚れがたまって、親知らずのまわりに炎症が起こることがあります。 ・むし歯や歯周病 親知らずが完全に生えきらないと、しっかりと歯を磨きにくくなります。そのため親知らずや隣の歯がむし歯や歯周病になりやすいのです。 ・歯並びの悪化 親知らずが斜めに生えたり歯ぐきの中で斜めになり、隣の歯を押してしまって歯並びが悪くなることがあります。 ・かみ合わせの悪化 親知らずが生えたためにかみ合わせが悪くなることがあります。放置すると顎関節に負担がかかって、顎関節症を起こすこともあります。 ・口臭 親知らずが不完全な生え方をすると、汚れが残りやすくなり口臭がひどくなることがあります。
親知らずがまっすぐに生えていて、上下でしっかりかみ合わせることができ、頬や歯ぐきを傷つけたりまわりの歯に影響することがなければ、抜歯しなくても大丈夫です。 また、持病がある方やシニア世代の方の場合は、安全に抜歯の処置ができるかどうか確認した上で親知らずの抜歯をするかどうか判断することになります。 ご自分の親知らずが気になったら、まずは歯科医院で親知らずの状態を確認してもらい、抜歯した方がいいかどうか確認しましょう。
親知らずの抜歯をする時には、歯ぐきの中の血管や神経の位置も確認する必要があります。 また、親知らずが骨と癒着していないかどうかもチェックするのがおすすめです。 さらに、親知らずが生えてきていないけれど痛みや歯並び・かみ合わせの悪化が起きている時にも、歯ぐきの中の親知らずやそのまわりの状態を把握することが大切です。 グリーン歯科クリニックでは、歯科用CTを完備しており、親知らずや神経・血管の位置などを立体映像で確認しています。 また、レーザー治療器や電動麻酔器を使い、できるだけ痛くない治療を心がけています。 安全性の高い親知らずの抜歯をご希望の方は、ぜひ当院にご相談ください。